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2018年 07月 04日
こんにちは。環境土木工学科担当の上田です。
前回の『角度を測る前』の記事の続編です。 現在当科1年生は据付特訓を終え、トラバース測量を行っております。 トラバース測量とは、測点を折れ線状に配置し、各測点において隣り合う点間の交角と距離を測定し、順次測点の位置を座標にして確定していくものです。 上の写真はセオドライトという器械で5秒単位の測角ができます。世間一般では角度の単位は度(°)で表しますが、測量の世界では度(°)分(′)秒(″)という細かい単位まで使い角度を測定します。1度=60分、1分=60秒となります。ここで皆さんに分度器の1度の目盛り間隔がどのくらいだったかを思い出してほしいのですが、1度=3600秒ということになりますので、あの分度器の1目盛りを3600等分したものを測定できるのがこの器械となります。この器械がどれだけ細かい角度を読み取ることができるのかがおわかりいただけるかと思います。 1年生もこの器械を使い、誤差を少なくするため、正確かつ迅速に作業できるように色々なことに細心の注意を払いながら日々腕を磨いております。また、彼らは腕を磨くと同時に、計算力も鍛えております。 上の写真は教室での授業風景です。測角したデータを元に測点に位置を与えるための計算をします。位置はX,Yの座標で表すのですが、この計算も一つ間違えると以降の計算も合わなくなるため、学生はミスをしないように必死です。1~2時間は無言で机に向かっています。 このように1年生は、腕も頭も鍛えられています。
by aogisen
| 2018-07-04 17:48
| 授業
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